2020年6月8日月曜日

6/7こども説教「神を見出すことができる」使徒行伝17:22-27


 6/7 こども説教 使徒行伝17:22-27
 『神を見出すことができる』

17:22 そこでパウロは、アレオパゴスの評議所のまん中に立って言っ た。「アテネの人たちよ、あなたがたは、あらゆる点において、すこぶる宗教心に富んでおられると、わたしは見ている。23 実は、わたしが道を通りながら、あなたがたの拝むいろいろなものを、よく見ているうちに、『知られない神に』と刻まれた祭壇もあるのに気がついた。そこで、あなたがたが知らずに拝んでいるものを、いま知らせてあげよう。24 この世界と、その中にある万物とを造った神は、天地の主であるのだから、手で造った宮などにはお住みにならない。25 また、何か不足でもしておるかのように、人の手によって仕えられる必要もない。神は、すべての人々に命と息と万物とを与え、26 また、ひとりの人から、あらゆる民族を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに時代を区分し、国土の境界を定めて下さったのである。27 こうして、人々が熱心に追い求めて捜しさえすれば、神を見いだせるようにして下さった。事実、神はわれわれひとりびとりから遠く離れておいでになるのではない。
(使徒行伝17:22-27

 その町の人たちはとても信仰深い人たちでした。なにしろ、あちこちに並べられた様々な神の像や祭壇の中には、『知られない神に』と刻まれた祭壇もあり、どういう神なのか少しも知らない神をさえ、知らないまま拝んだり、頭を下げたり、そのよく知らない神に向かってさえ願い事をしていたりするのですから。「何も知らないで、知らないままに拝んでいるものを今、知らせてあげましょう」と、主イエスの弟子はとうとう語りかけ始めます。24-27節、「この世界と、その中にある万物とを造った神は、天地の主であるのだから、手で造った宮などにはお住みにならない。また、何か不足でもしておるかのように、人の手によって仕えられる必要もない。神は、すべての人々に命と息と万物とを与え、また、ひとりの人から、あらゆる民族を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに時代を区分し、国土の境界を定めて下さったのである。こうして、人々が熱心に追い求めて捜しさえすれば、神を見いだせるようにして下さった。事実、神はわれわれひとりびとりから遠く離れておいでになるのではない」。世界と、その中にあるすべてのものを造った、天地の主である神です。だから人間の手で造った宮や神殿や、木や石などで造った像の中にも住むはずがない。しかも、この神は私たちのすぐ近くにまで来て、私たちとぜひ出会おうとしておられる。ご自分がどういう神なのかも、よく分かるように知らせてくださろうとしつづけている。だから、神を求め、神を探しさえすれば、誰でも神を見つけ出して、その神を信じて生きることもできるのです。