2020年6月30日火曜日

6/28こども説教「コリントの町で」使徒18:1-4


 6/28 こども説教 使徒行伝18:1-4
 『コリントの町で』

18:1 その後、パウロはアテネを 去ってコリントへ行った。2 そこで、アクラというポント生れのユダヤ人と、その妻プリスキラとに出会った。クラウデオ帝が、すべてのユダヤ人をローマから退去させるようにと、命令したため、彼らは近ごろイタリヤから出てきたのである。3 パウロは彼らのところに行ったが、互に同業であったので、その家に住み込んで、一緒に仕事をした。天幕造りがその職業であった。4 パウロは安息日ごとに会堂で論じては、ユダヤ人やギリシヤ人の説得に努めた。                          
(使徒行伝18:1-4

 いよいよコリントの町での伝道がはじまり、ここにもキリストの教会が建てられていきます。主の弟子パウロは、ここでアクラとプリスキラというテント造りの職人夫婦といっしょに仕事をし、またその家に迎え入れてもらって住まわせてもらいました。彼らが神の国の福音を宣べ伝えるためにも、手助けをしつづけてくれました。1節を読むと、そのアクラとプリスキラという夫婦は、「クラウデオ帝が、すべてのユダヤ人をローマから退去させるようにと、命令したため、近ごろイタリヤから出てきた」と書いてあります。ローマというとても大きな国の王様は、すべてのユダヤ人をローマから追い出しました。それは、神を信じる彼らの信仰が邪魔で、王様にとってはとても都合が悪かったからです。無理矢理に追い払われても、それでも、ほとんどのユダヤ人たちは神さまを礼拝することを止めませんでした。ユダヤ教に対しても、キリスト教に対しても、きびしい取り扱いがつづきます。その中で、神の国の福音がこうして宣べ伝えられていきます。