2020年1月20日月曜日

1/19こども説教「弟子たちの旅はつづく」使徒14:24-28


 1/19 こども説教 使徒行伝14:24-28
 『弟子たちの旅はつづく』

14:24 それから、ふたりはピシデヤを通過してパンフリヤにきたが、25 ペルガで御言を語った後、アタリヤにくだり、26 そこから舟でアンテオケに帰った。彼らが今なし終った働きのために、神の祝福を受けて送り出されたのは、このアンテオケからであった。27 彼らは到着早々、教会の人々を呼び集めて、神が彼らと共にいてして下さった数々のこと、また信仰の門を異邦人に開いて下さったことなどを、報告した。28 そして、ふたりはしばらくの間、弟子たちと一緒に過ごした。
(使徒行伝14:24-28

 神さまは「いる」と思いますか? それとも、「いない」? 神さまはいます。ただ、「いる」というだけでなく、この私たちのためにも生きて働いておられます。このことを信じられますか。
 アンテオケというこの町から彼らの旅ははじまり(使徒13:1-3参照)、一回りして、またその同じ町へと戻ってくることができました。26節で、「神の祝福を受けて送り出された」と報告されています。人々によって送り出されたのでもなく、自分自身で選んで決めて、自分の力で出かけて行ったのでもなく、神さまによって送り出された。だからこそ、困難なことのたくさんあった旅の間中ずっと、神さまからの守りと支えがありつづけて、それで無事に、豊かな収穫を持ち運んで、戻ってくることができました。12人の弟子たちが主のもとから町や村へと送り出されたときと同じです。そのあと72人の弟子たちが主のもとから町や村へと送り出されたときと同じです(ルカ10:17-20,マタイ28:16-20,ヨハネ15:16,使徒18:9-11参照)。私たちそれぞれが、神さまによって神に仕える働きに選び出され、その働きに神さまによって送り出され、守られ支えられ続けて働くのと同じです。人々によってでなく、自分自身で選んで決めてでもなく、自分の力によってでもなく、ただただ神さまによって選び出され、ただただ神さまの御心によって務めに立たされた。だからこそ、神に仕える働きの間中ずっと、神さまからの守りと支えがありつづけて、安心して、神さまに信頼し感謝しながら働くことができます。27節で、「神が信仰の門を異邦人(=ユダヤ人ではない外国人)に開いて下さった」。それまで、神を信じて生きるためのドアが閉じられ、外国人たちは締め出されつづけていた。神を信じる人たちがそのドアを閉めて、他の人たちが入れないようにしていました。ずいぶん長い間、神さまはそれをそのまま放っておかれました。けれど、とうとう神さまご自身が、神を信じて生きる信仰の門が外国人にまで開いてくださったと報告されました。人々は、その報告を聞いてとても励まされ、勇気が与えられました。