2021年1月5日火曜日

1/3こども説教「救い主イエスの証人とされるために」使徒22:12-16

  1/3 こども説教 使徒行伝22:12-16

 『救い主イエスの証人とされるために』

 

22:12 すると、律法に忠実で、ダマスコ在住のユダヤ人全体に評判のよいアナニヤという人が、13 わたしのところにきて、そばに立ち、『兄弟サウロよ、見えるようになりなさい』と言った。するとその瞬間に、わたしの目が開いて、彼の姿が見えた。14 彼は言った、『わたしたちの先祖の神が、あなたを選んでみ旨を知らせ、かの義人を見させ、その口から声をお聞かせになった。15 それはあなたが、その見聞きした事につき、すべての人に対して、彼の証人になるためである。16 そこで今、なんのためらうことがあろうか。すぐ立って、み名をとなえてバプテスマを受け、あなたの罪を洗い落しなさい』。 (使徒行伝22:12-16 

 

14-16節、「彼は言った、『わたしたちの先祖の神が、あなたを選んでみ旨を知らせ、かの義人を見させ、その口から声をお聞かせになった。それはあなたが、その見聞きした事につき、すべての人に対して、彼の証人になるためである。そこで今、なんのためらうことがあろうか。すぐ立って、み名をとなえてバプテスマを受け、あなたの罪を洗い落しなさい』」。はじめにはキリスト教を憎み、主イエスを信じるクリスチャンたちを困らせ、苦しめ、牢獄に閉じ込めていたことも、目が見えなくなってダマスコに連れていかれ、そこでアナニヤという人と出会ったことも皆すべて、神さまがその救いの御計画と憐みの御心によってなさったことです。アナニヤはパウロに語りかけます、「神さまが、あなたを選び、救い主イエスの御声を聴かせ、ここまで連れてきてくださった。それらは、あなたが見聞きした神の救いのお働きのすべてを、すべての人々に知らせ、主イエスの証人として働かせるためです」と。アナニヤを用いて神ご自身が命令なさるとおりに、パウロは洗礼を受けました。自分の罪と悪い思いとを洗い落としていただき、新しい自分として生き始め、そのように神さまに仕えて生きるためにです。

 

 

          【補足/神が、あなたを選んだ】

         クリスチャンとされ、神を信じて生きるようにされたとき、「家族や、〇〇さんが誘ってくれたので」とか、「自分で神を選び、自分で判断して、そう決めた」と、ほとんど誰でも思っていました。けれど、聖書はそうではないと証言します。主イエスご自身が12人の弟子たちにも、すべてのクリスチャンに対してもこう言います、「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだのである。そして、あなたがたを立てた。それは、あなたがたが行って実をむすび、その実がいつまでも残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものはなんでも、父が与えて下さるためである」(ヨハネ福音書15:16,エレミヤ書1:4-10