2018年5月14日月曜日

5/13こども説教「世界の終わり」ルカ21:25-33


 5/13 ルカ21:25-33

 『世界の終わり』

 

21:27 そのとき、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来るのを、人々は見るであろう。28 これらの事が起りはじめたら、身を起し頭をもたげなさい。あなたがたの救が近づいているのだから」。29 それから一つの譬を話された、「いちじくの木を、またすべての木を見なさい。30 はや芽を出せば、あなたがたはそれを見て、夏がすでに近いと、自分で気づくのである。31 このようにあなたがたも、これらの事が起るのを見たなら、神の国が近いのだとさとりなさい。32 よく聞いておきなさい。これらの事が、ことごとく起るまでは、この時代は滅びることがない。33 天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は決して滅びることがない。        (ルカ福音書 21:27-33

 

  ケンちゃん。ここでは、いつも本当のことだけを話しています。なにかとても恐ろしいことが語られたような気がしたでしょう。神さまを信じない人たちばかりではなく、信じている人たちにとっても、なんだか恐いようなビックリすることが起こします。この世界の終わりの日です。世界がすっかり新しくされて、それまで私たちがしがみついていた色々なものも私たち自身も、すっかり新しく変えられてしまうからです。でも安心してください。27節で、「そのとき、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来る」と書いてあります。人の子とは、救い主イエスのことです。そして31節で、「これらのことが起るのを見たなら、神の国が近いのだと悟りなさい」と書いてあります。神の国とは、神さまが王さまとしてご自分の力を十分に働かせてくださって、すべてのものを御心にかなって従わせてくださる世界です。とうとうこの世界全部が神のお働きのもとに据え置かれます。「すべてのもの」の中には、もちろんこの私たち自身もちゃんと入っています。神さまにこそよくよく聴き従って生きる私たち。けれど、それまではなかなか出来ませんでした。「私が私が」と強情を張ったり、「あの人が。だって、この人たちが」とこだわって、気が散りつづけ、ついつい悪い心に引き寄せられてしまったり。最初の時、主イエスはおっしゃいました、「時は満ちた。神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」(マルコ1:15と。とうとう心を入れ替えて、神さまのところへ立ち返って、この私たちも晴れ晴れ清々して生きはじめることができます。それなら今すぐにでも それをし始めることさえできるのです。わおっ。

 

        【補足/神の安息に入る約束】

「それから終末となって、その時に、キリストはすべての君たち、すべての権威と権力とを打ち滅ぼして、国を父なる神に渡されるのである。なぜなら、キリストはあらゆる敵をその足もとに置く時までは、支配を続けることになっているからである」。また、「『きょう、み声を聞いたなら、あなたがたの心を、かたくなにしてはいけない』とダビデをとおして言われたのである。・・・・・・わたしたちは、この安息にはいるように努力しようではないか」(コリント手紙(1)15:24-25,へブル手紙4:7-11)。