2019年11月18日月曜日

11/17こども説教「救い主が与えられる約束」使徒13:22-23


 11/17 こども説教 使徒行伝13:22-23
 『救い主が与えられる約束』

13:22 それから神はサウロを退け、ダビデを立てて王とされたが、彼についてあかしをして、『わたしはエッサイの子ダビデを見つけた。彼はわたしの心にかなった人で、わたしの思うところを、ことごとく実行してくれるであろう』と言われた。23 神は約束にしたがって、このダビデの子孫の中から救主イエスをイスラエルに送られたが、(使徒行伝13:22-23


 お父さんお母さんに、きびしく叱られたことがありますか? あなたが友だちに意地悪をしたり、わざと誰かを困らせたり、してはいけない悪いことをしてしまったとき、それを知って、お父さんお母さんはどうするかな? 「こらー、ダメですよ」ときびしく叱ってくれるなら、その父さん母さんはとても良い親で、あなたのことを愛しており、大切に思っています。どんな悪いことをしても、「いいんだよ」とニコニコしているようなら、その父さん母さんはもうあなたのことを愛していません。
 さて、サウロが神によって王の仕事をクビにされたのは、神に背くとても悪いことを2回も繰り返したからでした(サムエル記上13:8-15,15:1-26参照)。実は、ダビデもまた、サウロ王に負けず劣らず、とても許されないほどのとんでもない悪さをしでかしました(サムエル記下12:1-15。けれど悔い改めて、神のもとへと立ち返ることができたので、神さまはゆるしてくださいました。私たちもサウロもダビデもペテロもユダも、皆だいたい同じです。とうてい許されないはずのことをついついしでかしてしまう私たちです。神の憐みとゆるしなしに生きることのできる正しい人間など、ただの一人もいません。けれど、もし、神さまが私たちの心を神へと向けさせてくださるなら、どんなに強情でねじ曲がった心を持った私たちでも、誰でも、どんな人でも、悔い改めて神へと立ち返ることができます。
 ダビデの子孫の中からやがて救い主がこの世界に送られると約束されました。その通りになりました。