7/14 こども説教 使徒行伝9:26-31
『弟子たちの仲間に加えられる』
9:26 サウロはエルサレムに着いて、弟子たちの仲間に加わろうと努めたが、みんなの者は彼を弟子だとは信じないで、恐れていた。27 ところが、バルナバは彼の世話をして使徒たちのところへ連れて行き、途中で主が彼に現れて語りかけたことや、彼がダマスコでイエスの名を大胆に宣べ伝えた次第を、彼らに説明して聞かせた。28 それ以来、彼は使徒たちの仲間に加わり、エルサレムに出入りし、主の名によって大胆に語り、29 ギリシヤ語を使うユダヤ人たちとしばしば語り合い、また論じ合った。しかし、彼らは彼を殺そうとねらっていた。30 兄弟たちはそれと知って、彼をカイザリヤに連れてくだり、タルソへ送り出した。31 こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤ全地方にわたって平安を保ち、基礎がかたまり、主をおそれ聖霊にはげまされて歩み、次第に信徒の数を増して行った。 (使徒行伝9:26-31)
サウロはエルサレムに着いて、弟子たちの仲間に加わろうとしました。けれどそれまでの悪い噂や評判を聞いて、彼を恐れる者たちがほとんどです。なにしろクリスチャンを苦しめたり困らせたり、乱暴して牢獄に閉じ込めたりしていた人物なんですから。「今までの彼じゃない。ちゃんと神さまを信じている。もう同じ神を信じる仲間になったんだ、本当だよ」と説明してくれる者がいました。
神が味方だとは、このことです。困ったことや苦しいことがあるとしても、逃れる道が用意され、助けてくれる者が神さまによって用意されています。サウロだけでなく、私たちもそうでしたね。これまでも今も、これからもそうです。だから、「恐れてはならない。あなたには私がついている」と励まされます。「わたしはあなたがたに蛇やサソリを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けた。だから、あなたがたに害をおよぼす者はまったくない」(使徒18:9-10,ルカ10:19)。ああ本当だった。そのとおりでした。