2020年7月6日月曜日

7/5こども説教「外国人への伝道」使徒18:5-8


 7/5 こども説教 使徒行伝18:5-8
 『外国人への伝道』

18:5 シラスとテモテが、マケド ニヤから下ってきてからは、パウロは御言を伝えることに専念し、イエスがキリストであることを、ユダヤ人たちに力強くあかしした。6 しかし、彼らがこれに反抗してののしり続けたので、パウロは自分の上着を振りはらって、彼らに言った、「あなたがたの血は、あなたがた自身にかえれ。わたしには責任がない。今からわたしは異邦人の方に行く」。7 こう言って、彼はそこを去り、テテオ・ユストという神を敬う人の家に行った。その家は会堂と隣り合っていた。8 会堂司クリスポは、その家族一同と共に主を信じた。また多くのコリント人も、パウロの話を聞いて信じ、ぞくぞくとバプテスマを受けた。
(使徒行伝18:5-8

 別のところで神さまのために働いていた仲間たち、シラスとテモテが戻ってきてくれました。1節で、パウロは御言を伝えることに専念し、「イエスがキリストであることを証しした」と。イエスこそ救い主であり、このお独りのかたを信じて救われる。神の国の福音も、聖書の中身も、このことを教えつづけます。
 さて、もちろんいろいろな人々がいます。ユダヤ人の中にも、救い主イエスが宣べ伝える神とその福音を信じる人たちもいれば、信じない人々もいました。もともとユダヤ人でなかった外国人の中にも、信じる人たちと信じない人たちがいます。どうしたわけかユダヤ人たちは、ずっと長い間、「神さまはユダヤ人だけの神であり、ユダヤ人だけの祝福と救いだ」と思い込みつづけていました。けれど、それは大間違いでした。なぜなら神さまはこの世界のすべてをお造りになった神ですから、すべての人間と生き物に神を信じて生きてゆくようにと願いつづけておられるからです。神を信じて、この神さまからの祝福を受け取りながら生きるようにと(創世記12:1-3参照)。パウロたちは、「今から私は異邦人のほうに行く」と言って、神の国の福音をもっぱらユダヤではないその他の人たちに伝えることに自分たちの働きをしぼりました。いよいよ、いろいろな外国人たちにも神の国の福音が伝えられ、その中から神を信じて生きてゆく人々が生み出されてゆきます。「あなたがたは行って、すべての国民を弟子として」(マタイ福音書28:19と救い主イエスから命令されていたことが、少しずつ実を結んでいきます。