2018年8月13日月曜日

8/12こども説教「いっしょに楽園にいる」ルカ23:39-43


 8/12 こども説教 ルカ23:39-43
 『いっしょに楽園にいる』

23:39 十字架にかけられた犯罪人のひとりが、「あなたはキリストではないか。それなら、自分を救い、またわれわれも救ってみよ」と、イエスに悪口を言いつづけた。40 もうひとりは、それをたしなめて言った、「おまえは同じ刑を受けていながら、神を恐れないのか。41 お互は自分のやった事のむくいを受けているのだから、こうなったのは当然だ。しかし、このかたは何も悪いことをしたのではない」。42 そして言った、「イエスよ、あなたが御国の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください」。43 イエスは言われた、「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」。        
                         (ルカ福音書23:39-43

  ケンちゃん。救い主イエスがとうとう十字架の上で殺されようとしています。その両側には二人の罪人がいっしょに十字架につけられて殺されようとしています。一人は、主イエスを信じない罪人、もう一人は主イエスを信じる罪人。いまでも、救い主イエスを信じない多くの人々にとって、この場面はただ残酷で、恐ろしくて惨めなだけの場面です。けれど、救い主イエスを信じて生きている私たちにとっては、生きる希望をはっきりと告げているとても大切な場面です。なぜなら、救い主イエスを信じるこの罪人と同じに、この私たち一人一人も、やがて死んでいくときに、同じく救い主から、「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいる。とても素敵な楽園に、いっしょにいる」と約束されるからです。多くの人たちは、死んだらそれでおしまいだと思っています。誰でも皆やがて死んでしまいますが、でも 死んでそれでおしまいではありません。死んだあとにも生命がつづき、しかも救い主イエスを信じる人々は、この救い主イエスと一緒にとても素敵な楽園に住むことになります。本当のことです。これを信じることができる人たちはとても幸せです。もし、聖書の神さまを信じて生きるなら、「死んだあとにも生命がある」と、ここまで信じることができると信じた甲斐があります。なぜなら、もし、この希望がないなら、聖書の教えも福音も人を少しも生かさないし、その人自身と家族を救うことも決して有り得ないからです。

   【補足/神を信じて生きる希望】
    大切なことを伝えますから、よく覚えていてください。(1)神さまがこの世界の全部を造り、神を信じる人たちをあらかじめ救いへと選んでくださっていました。(2)やがて世界の終わりに、主イエスを信じて生きる人たちは、ただ「イエスを信じる」という一点だけで救われ、神の永遠の御国(=天国,神の国)に迎え入れられます。そこで、神さまと一緒に、幸いにいつまでも生きることになります。(1)(2)これが、神を信じて生きることの希望の中身です。その希望をもって一日一日を生きることができるなら、その人たちはとても幸いです。