11/29 こども説教 使徒行伝21:15-26
『律法を守る生活』
21:21 ……あなたは異邦人の中にいるユダヤ人一同に対して、子供に 割礼を施すな、またユダヤの慣例にしたがうなと言って、モーセにそむくことを教えている、ということである。22 どうしたらよいか。あなたがここにきていることは、彼らもきっと聞き込むに違いない。23
ついては、今わたしたちが言うとおりのことをしなさい。わたしたちの中に、誓願を立てている者が四人いる。24 この人たちを連れて行って、彼らと共にきよめを行い、また彼らの頭をそる費用を引き受けてやりなさい。そうすれば、あなたについて、うわさされていることは、根も葉もないことで、あなたは律法を守って、正しい生活をしていることが、みんなにわかるであろう。25 異邦人で信者になった人たちには、すでに手紙で、偶像に供えたものと、血と、絞め殺したものと、不品行とを、慎むようにとの決議が、わたしたちから知らせてある」。26 そこでパウロは、その次の日に四人の者を連れて、彼らと共にきよめを受けてから宮にはいった。そしてきよめの期間が終って、ひとりびとりのために供え物をささげる時を報告しておいた。 (使徒行伝21:15-26)
律法の中のこまごました約束事や決まりをどのように守っていくか。そこにはいろいろな理解が入り込んで、誤解したり、互いに相手を悪く思ったりもします。21-24節、「ところが、彼らが伝え聞いているところによれば、あなたは異邦人の中にいるユダヤ人一同に対して、子供に割礼を施すな、またユダヤの慣例にしたがうなと言って、モーセにそむくことを教えている、ということである。どうしたらよいか。あなたがここにきていることは、彼らもきっと聞き込むに違いない。ついては、今わたしたちが言うとおりのことをしなさい。わたしたちの中に、誓願を立てている者が四人いる。この人たちを連れて行って、彼らと共にきよめを行い、また彼らの頭をそる費用を引き受けてやりなさい。そうすれば、あなたについて、うわさされていることは、根も葉もないことで、あなたは律法を守って、正しい生活をしていることが、みんなにわかるであろう」。とても大切な願い事をするとき、そのしるしに頭の髪の毛をそるしきたりがありました(レビ記19:27参照)。皆の前で、律法を大切にしていることを示すために、彼らはその儀式に参加しました。できるだけ誤解を解き、いらない争いをやめ、皆が律法を重んじ、神の御心にかなって生きようと願うことが大切だったからです。