11/22 こども説教 使徒行伝21:7-14
21:7 わたしたちは、ツロからの 航行を終ってトレマイに着き、そこの兄弟たちにあいさつをし、彼らのところに一日滞在した。8 翌日そこをたって、カイザリヤに着き、かの七人のひとりである伝道者ピリポの家に行き、そこに泊まった。……アガボという預言者がユダヤから下ってきた。11 そして、わたしたちのところにきて、パウロの帯を取り、それで自分の手足を縛って言った、「聖霊がこうお告げになっている、『この帯の持ち主を、ユダヤ人たちがエルサレムでこのように縛って、異邦人の手に渡すであろう』」。12 わたしたちはこれを聞いて、土地の人たちと一緒になって、エルサレムには上って行かないようにと、パウロに願い続けた。13 その時パウロは答えた、「あなたがたは、泣いたり、わたしの心をくじいたりして、いったい、どうしようとするのか。わたしは、主イエスの名のためなら、エルサレムで縛られるだけでなく、死ぬことをも覚悟しているのだ」。14 こうして、パウロが勧告を聞きいれてくれないので、わたしたちは「主のみこころが行われますように」と言っただけで、それ以上、何も言わなかった。 (使徒行伝21:7-14)
13節、「その時パウロは答えた、「あなたがたは、泣いたり、わたしの心をくじいたりして、いったい、どうしようとするのか。わたしは、主イエスの名のためなら、エルサレムで縛られるだけでなく、死ぬことをも覚悟しているのだ」。こうして、パウロが勧告を聞きいれてくれないので、わたしたちは「主のみこころが行われますように」と言っただけで、それ以上、何も言わなかった」。伝道者ピリポの家に泊まっていたとき、独りの預言者がやってきて、また、同じ恐ろしい預言をしました、「パウロがエルサレムの都で縛らりあげられ、ローマの兵隊たちの手に渡し、牢獄に閉じ込められることになる」と。それで仲間たちはまた、エルサレムに行かないようにとパウロを説得しようとしました。けれどパウロは、「主イエスの名のためなら、エルサレムで縛られるだけでなく、死ぬことをも覚悟している」と答えました。人々は説得することを諦めて、「主の御心が行われますように」と言いました。
彼らだけでなく、主イエスを信じて生きる私たちも、「主の御心が行われますように」と言いつづけ、自分自身にも言い聞かせ続けて生きていきます。誰の考えや計画に従ってでもなく、自分自身の願いや考えに従ってでもなく、ただただ主なる神さまの御心に従って生きていきたいと願い、そのように心を定めている私たちです。それこそが、私たちと家族のための幸いでもあるからです。