2019年8月6日火曜日

8/4こども説教「神が清めたものを」使徒10:1-16


 8/4 こども説教 使徒行伝10:1-16
 『神が清めたものを』
         ~外国人のための救い①~

10: 7 このお告げをした御使が立ち去ったのち、コルネリオは、僕ふたりと、部下の中で信心深い兵卒ひとりとを呼び、8 いっさいの事を説明して聞かせ、ヨッパへ送り出した。9 翌日、この三人が旅をつづけて町の近くにきたころ、ペテロは祈をするため屋上にのぼった。時は昼の十二時ごろであった。10 彼は空腹をおぼえて、何か食べたいと思った。そして、人々が食事の用意をしている間に、夢心地になった。11 すると、天が開け、大きな布のような入れ物が、四すみをつるされて、地上に降りて来るのを見た。12 その中には、地上の四つ足や這うもの、また空の鳥など、各種の生きものがはいっていた。13 そして声が彼に聞えてきた、「ペテロよ。立って、それらをほふって食べなさい」。14 ペテロは言った、「主よ、それはできません。わたしは今までに、清くないもの、汚れたものは、何一つ食べたことがありません」。15 すると、声が二度目にかかってきた、「神がきよめたものを、清くないなどと言ってはならない」。16 こんなことが三度もあってから、その入れ物はすぐ天に引き上げられた。        (使徒行伝10:7-16

 天と地とその中にあるすべてのものを造られた神さまです。その神さまからの祝福は、もちろん神さまがお造りになった天と地とその中にあるすべてのものに差し出されます。それなのに、神の民とされた先祖と私たちは勘違いをしてしまって、自分たちだけの祝福だと思い込んでいました。主イエスの弟子たちのほとんども、この頃までは同じく勘違いしていました。自分たちのためだけの神さまであり、自分たちのためだけの救いであり、祝福だと。主イエスの弟子たちも、いつの間にか心が頑固になって、神とその救いのお働きを狭く小さくしていました。ですから神さまは、ローマ帝国軍隊の中のイタリア人たちの100人の兵隊のための隊長だったコルネリオを使って、そのことを主イエスの弟子ペテロに教えさせます。教える道具はペテロが見た幻です。大きな布が降りてきて、その中には色々な生き物が入っていました。「それらを料理して食べなさい」と声が語りかけました。14-15節、「主よ、それはできません。わたしは今までに、清くないもの、汚れたものは、何一つ食べたことがありません」「神がきよめたものを、清くないなどと言ってはならない」。ユダヤ人だけでなく、ほかすべての外国人も、すべての生き物たちをも、神さまが清めてくださっている。だから どの国の、どんな生まれ育ちのどんな人間でも、誰でも神を信じて生きることができる。そのことが、主イエスを信じる私たちにもはっきりと教えられようとしています。