2019年8月18日日曜日

8/18こども説教「救い主イエスによる救い」使徒10:34-43


 8/18 こども説教 使徒行伝10:34-43
 『救い主イエスによる救い』
~外国人のための救い③~

10:34 そこでペテロは口を開いて言った、「神は人をかたよりみないかたで、35 神を敬い義を行う者はどの国民でも受けいれて下さることが、ほんとうによくわかってきました。36 あなたがたは、神がすべての者の主なるイエス・キリストによって平和の福音を宣べ伝えて、イスラエルの子らにお送り下さった御言をご存じでしょう。37 それは、ヨハネがバプテスマを説いた後、ガリラヤから始まってユダヤ全土にひろまった福音を述べたものです。38 神はナザレのイエスに聖霊と力とを注がれました。このイエスは、神が共におられるので、よい働きをしながら、また悪魔に押えつけられている人々をことごとくいやしながら、巡回されました。39 わたしたちは、イエスがこうしてユダヤ人の地やエルサレムでなさったすべてのことの証人であります。人々はこのイエスを木にかけて殺したのです。40 しかし神はイエスを三日目によみがえらせ、41 全部の人々にではなかったが、わたしたち証人としてあらかじめ選ばれた者たちに現れるようにして下さいました。わたしたちは、イエスが死人の中から復活された後、共に飲食しました。42 それから、イエスご自身が生者と死者との審判者として神に定められたかたであることを、人々に宣べ伝え、またあかしするようにと、神はわたしたちにお命じになったのです。43 預言者たちもみな、イエスを信じる者はことごとく、その名によって罪のゆるしが受けられると、あかしをしています」。
(使徒行伝10:34-43

 神さまはどの人間に対しても、「この人は素直で真面目で良い人で。でもこの人と、この人とこの人たちは意地悪で」などと区別も分け隔てもしない。だから私たちも誰かを簡単に決めつけたり、えこひいきしたり除け者にしたり、誰かに意地悪したりせず、同じに扱うようにと教えられました。主イエスの弟子ペテロが語り聞かせた内容は、救い主イエスが神の国の福音を宣べ伝え、人々をいやしたこと。十字架の木にかけられて殺され、三日目によみがえらされ、その復活の体を人々に見せたあとで天に昇っていかれ、やがて生きている者と死んだ者を裁くためにふたたび来られること。そして43節。「救い主イエスの名によって罪のゆるしが得られること」も。「罪のゆるし」。罪は神に逆らって、「自分は自分は」と自分の考えややり方、願いをどこまでも言い張り、先立てようとすること。罪のゆるしは、「いいよいいよ。ずっと、わがままで自分勝手で良いからね」と放置されることではありません。それでは、自分も周囲の人たちも少しも幸せになれないからです。そうではなく、「罪のゆるし」は、罪の奴隷状態から自由にされ、神に逆らうことを止めて、神の御心に素直に従って新しく生きることです。主イエスを信じる者たちはそのように新しく生きることができる。これが救いの中身であり、神さまからの約束です。
 この同じ一つのことが、もう2000年もの間、ずっと同じく語られつづけています。