2018年2月9日金曜日

2/4こども説教「救い主イエスの死と復活」ルカ18:31-34

2/4 こども説教 ルカ18:31-34
 『救い主イエスの死と復活』

18:31 イエスは十二弟子を呼び寄せて言われた、「・・・・・・32 人の子は 異邦人に引きわたされ、あざけられ、はずかしめを受け、つばきをかけられ、33 また、むち打たれてから、ついに殺され、そして三日目によみがえるであろう」。           (ルカ福音書18:31-33


  「エルサレムの都で、この自分は殺され、三日目によみがえる」と主イエスは弟子たちに前もって、何度も何度も知らせつづけました。34節で、「弟子たちには、これらのことが何一つわからなかった。この言葉が彼らに隠されていたので、イエスの言われた事が理解できなかった」と書かれています。とても理解できないような難しいことが語られたからではありません。理解したくない、気に入らない嫌なことが語られたので、彼らは目と耳と心を自分自身で塞ぎました。彼らに隠されていたというのは、そういうことです。実は、弟子たちも薄々気づいていました。主イエスが殺されて、よみがえるのなら、主イエスに従ってゆく私たちにもよく似たことが起こるのかも知れないと。「自分が自分が」と心が頑固になって、自分のしたいことや自分の都合ばかりを言いたてるワガママ勝手な、とても子供っぽい気持ちを殺していただかねばなりません。そうしてようやく、神に従って生きる新しい生き方がはじまるからです。私たち大人も同じです。自分勝手なワガママな心と死に別れさせていただいて、神さまの御心に従って新しく生き始めること。嫌でも気に入らなくても、この大事なことを、なんとかして自分の心に収めさせていただきたいのです。