2018年2月17日土曜日

2/11こども説教「あなたの信仰があなたを救った」ルカ18:35-43

  2/11 こども説教 ルカ18:35-43
 『あなたの信仰があなたを救った』

18:35 イエスがエリコに近づかれたとき、ある盲人が道ばたにすわって、物ごいをしていた。36 群衆が通り過ぎる音を耳にして、彼は何事があるのかと尋ねた。37 ところが、ナザレのイエスがお通りなのだと聞かされたので、38 声をあげて、「ダビデの子イエスよ、わたしをあわれんで下さい」と言った。39 先頭に立つ人々が彼をしかって黙らせようとしたが、彼はますます激しく叫びつづけた、「ダビデの子よ、わたしをあわれんで下さい」。40 そこでイエスは立ちどまって、その者を連れて来るように、とお命じになった。彼が近づいたとき、41 「わたしに何をしてほしいのか」とおたずねになると、「主よ、見えるようになることです」と答えた。42 そこでイエスは言われた、「見えるようになれ。あなたの信仰があなたを救った」。43 すると彼は、たちまち見えるようになった。そして神をあがめながらイエスに従って行った。これを見て、人々はみな神をさんびした。 (ルカ福音書 18:35-43)

「ダビデの子よ。ダビデの子よ」38-39節)と、この人は主イエスに呼びかけています。ダビデ王の子孫の中からやがて救い主が起こされると神さまから約束されていました。そのことを受け止めて、「約束されていた救い主」という意味で、このように主イエスに向かって彼は呼ばわっています。彼は、主イエスを約束されていた救い主であると信じています。その上で、救い主イエスに「私をあわれんでください」と呼ばわりました。救い主イエスはその人に、「私に何をしてほしいのか」と問いかけ、その人は「主よ、見えるようになることです」と答えました。主イエスは願い通りにしてあげて、その彼に、「あなたの信仰があなたを救った」と語りかけました。憐れんでくださる神さまがおられます。「あなたの信仰があなたを救った」とわざわざ語りかけられました。その人を救う信仰と救わない信仰とがあるのでしょうか? どういう信仰なら、その人を救うことができるのでしょう。よくよく考えてみましょう。主イエスを信じて、主イエスに向かって「私を憐れんでください」と主イエスに呼ばわる、その祈りが、その人を、憐れみの神さまの御もとへと連れ出します。神さまと出会わせ、神さまからの憐れみを受け取らせます。もし、彼のように主イエスを信じることができるなら、その人はとても幸せです。


   【補足/なぜ、彼は神をあがめて、主イエスに従って行ったのか?】
    受け取った恵みが、この人にも、神をあがめさせて、神に信頼を寄せさせています。だから、ますます神に聴き従う者とさせています。主イエスに従っていったのは、神に感謝しているからです。しかも、まだまだ神の憐れみと支えを必要としているからです。この私たちも同じです。