9/1 こども説教 使徒行伝 11:1-18
『外国人も神の恵みを受ける』
11:1 さて、異邦人たちも神の言を受けいれたということが、使徒たちやユダヤにいる兄弟たちに聞えてきた。2 そこでペテロがエルサレムに上ったとき、割礼を重んじる者たちが彼をとがめて言った、3 「あなたは、割礼のない人たちのところに行って、食事を共にしたということだが」。4 そこでペテロは口を開いて、順序正しく説明して言った、……15 そこでわたしが語り出したところ、聖霊が、ちょうど最初わたしたちの上にくだったと同じように、彼らの上にくだった。16 その時わたしは、主が『ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは聖霊によってバプテスマを受けるであろう』と仰せになった言葉を思い出した。17 このように、わたしたちが主イエス・キリストを信じた時に下さったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったとすれば、わたしのような者が、どうして神を妨げることができようか」。18 人々はこれを聞いて黙ってしまった。それから神をさんびして、「それでは神は、異邦人にも命にいたる悔改めをお与えになったのだ」と言った。 (使徒行伝 11:1-18
ユダヤ人のためだけの神だと教えられ、皆がそのように習い覚えてきました。割礼を受けた、神を信じるユダヤ人とは付き合ってよいが、そうではない外国人とは親しく付き合ってはいけないし、一緒に食事をしてもいけないと教えられてきました。ですから、「外国人にも神の言葉が語られ、彼らも神を信じるようにされた」と聞いて、主イエスの弟子たちはそれが本当かどうかを確かめなければなりません。15節以下、「そこでわたしが語り出したところ、聖霊が、ちょうど最初わたしたちの上にくだったと同じように、彼らの上にくだった。その時わたしは、主が『ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは聖霊によってバプテスマを受けるであろう』と仰せになった言葉を思い出した。このように、わたしたちが主イエス・キリストを信じた時に下さったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったとすれば、わたしのような者が、どうして神を妨げることができようか」。できるはずがない、と言っています。彼らに、「神を信じる」という贈り物が与えられた。神さまが、彼らを、神を信じて生きるものとしてくださった。そのことが、説明を聞いていた人々みなに分かりました。「わたしのような者が、どうして神を妨げることができようか」。ペテロにも他の誰にも、神さまに逆らって神さまの邪魔をすることなどできません。もちろんです。それで皆で、神さまをほめたたえ、神さまに感謝しました。