2019年6月24日月曜日

6/23「サウロの目が開かれる」使徒9:10-19


 6/23 こども説教 使徒行伝9:10-19
 『サウロの目が開かれる』

9:10 さて、ダマスコにアナニヤ というひとりの弟子がいた。この人に主が幻の中に現れて、「アナニヤよ」とお呼びになった。彼は「主よ、わたしでございます」と答えた。……13 アナニヤは答えた、「主よ、あの人がエルサレムで、どんなにひどい事をあなたの聖徒たちにしたかについては、多くの人たちから聞いています。14 そして彼はここでも、御名をとなえる者たちをみな捕縛する権を、祭司長たちから得てきているのです」。15 しかし、主は仰せになった、「さあ、行きなさい。あの人は、異邦人たち、王たち、またイスラエルの子らにも、わたしの名を伝える器として、わたしが選んだ者である。16 わたしの名のために彼がどんなに苦しまなければならないかを、彼に知らせよう」。17 そこでアナニヤは、出かけて行ってその家にはいり、手をサウロの上において言った、「兄弟サウロよ、あなたが来る途中で現れた主イエスは、あなたが再び見えるようになるため、そして聖霊に満たされるために、わたしをここにおつかわしになったのです」。18 するとたちどころに、サウロの目から、うろこのようなものが落ちて、元どおり見えるようになった。そこで彼は立ってバプテスマを受け、19 また食事をとって元気を取りもどした。                   (使徒行伝9:10-19

  救い主イエスと、イエスを信じて生きる人たちをいじめたり苦しめたりしていたサウロは、けれど今までとは正反対に、その救い主イエスを信じて生きる人になろうとしています。そのために三日間、目が見えなくされました。神さまを信じていきはじめるための準備の期間です。神さまはアナニヤという人を使って、サウロが新しく生きはじめるための手助けをさせます。サウロがどんな悪いことをしてきたのかを知っていたので、アナニヤは嫌がります。主がアナニヤに語りかけます。15-16節、「さあ、行きなさい。あの人は、異邦人たち、王たち、またイスラエルの子らにも、わたしの名を伝える器として、わたしが選んだ者である。わたしの名のために彼がどんなに苦しまなければならないかを、彼に知らせよう」。そこでアナニヤは手をサウロの上に置いて言いました。17節、「兄弟サウロよ、あなたが来る途中で現れた主イエスは、あなたが再び見えるようになるため、そして聖霊に満たされるために、わたしをここにおつかわしになったのです」。目からうろこのようなものが落ちてサウロの目が見えるようになりました。ただし、「元どおりに」ではなく、今までとは違って、神さまのお働きや御心がよく分かるように、すっかり新しく世界が見え始めます。なぜなら三日間どころではなく 生まれてからほとんどずっと心が鈍くされて、見るべきものが見えないままで暮らしつづけてきたからです。私たちもそうです。たびたび心が鈍くされ、その度毎にウロコのようなものが神さまによって落とされ、見るべきものが見えるようにされつづけて生きる私たちです。見るべき大切なこと。いつもいつも、ちゃんと分かっているべきこと。神さまがたしかに生きて働いておられますことを。その只中に生きる私たちであることをです。