2/14 こども説教 使徒行伝23:16-22
23:16 ところが、パウロの姉妹の子が、この待伏せのことを耳にし、兵営にはいって行って、パウロにそれを知らせた。17 そこでパウロは、百卒長のひとりを呼んで言った、「この若者を千卒長のところに連れて行ってください。何か報告することがあるようですから」。……19 そこで千卒長は、若者の手を取り、人のいないところへ連れて行って尋ねた、「わたしに話したいことというのは、何か」。20 若者が言った、「ユダヤ人たちが、パウロのことをもっと詳しく取調べをすると見せかけて、あす議会に彼を連れ出すように、あなたに頼むことに決めています。21 どうぞ、彼らの頼みを取り上げないで下さい。四十人あまりの者が、パウロを待伏せしているのです。彼らは、パウロを殺すまでは飲食をいっさい断つと、堅く誓い合っています。そして、いま手はずをととのえて、あなたの許可を待っているところなのです」。22 そこで千卒長は、「このことをわたしに知らせたことは、だれにも口外するな」と命じて、若者を帰した。 (使徒行伝23:16-22)
神さまを信じる人たちを、神さまご自身が守り、支えてくださいます。まわりの人たちやいろいろなものを用いて、神が守ってくださいます。救い主イエスの弟子とされたパウロを、こっそり殺してしまおうとする悪い計画が立てられていました。それを知った者が、1000人の兵隊を率いる隊長にその計画を知らせました。19-21節、「そこで千卒長は、若者の手を取り、人のいないところへ連れて行って尋ねた、「わたしに話したいことというのは、何か」。若者が言った、「ユダヤ人たちが、パウロのことをもっと詳しく取調べをすると見せかけて、あす議会に彼を連れ出すように、あなたに頼むことに決めています。どうぞ、彼らの頼みを取り上げないで下さい。四十人あまりの者が、パウロを待伏せしているのです。彼らは、パウロを殺すまでは飲食をいっさい断つと、堅く誓い合っています。そして、いま手はずをととのえて、あなたの許可を待っているところなのです」。「エルサレムだけではなくローマでも、パウロに救い主イエスのことを皆に知らせさせる」(使徒23:11)と神が決めておられます。ですから、そのことを成し遂げるまでは、パウロは神に仕える働きを誰にも邪魔をされません。この私たち一人一人も神に仕えて生きるようにと、神さまによって選ばれています。だから、その一つ一つの働きは神さまが願った通りに良い実を結びます。