2019年12月2日月曜日

12/1こども説教「救い主イエスイエスの死と復活」使徒13:26-30


  12/1 こども説教 使徒行伝13:26-30

13:26 兄弟たち、アブラハムの子孫のかたがた、ならびに皆さんの中の神を敬う人たちよ。この救の言葉はわたしたちに送られたのである。27 エルサレムに住む人々やその指導者たちは、イエスを認めずに刑に処し、それによって、安息日ごとに読む預言者の言葉が成就した。28 また、なんら死に当る理由が見いだせなかったのに、ピラトに強要してイエスを殺してしまった。29 そして、イエスについて書いてあることを、皆なし遂げてから、人々はイエスを木から取りおろして墓に葬った。30 しかし、神はイエスを死人の中から、よみがえらせたのである。
(使徒行伝13:26-30

 会堂でのパウロの説教がつづいています。救い主イエスが裁判にかけられ、正しい理由もなく死刑にされ殺され、墓に葬られました。けれども父なる神さまが、そのイエスを死人の中かららよみがえらせてくださいました。
27節で、「イエスを刑に処し、それによって預言者の言葉が成就した」と書いてあります。また29節でも、「イエスを殺してしまいました。イエスについて書いてあることを皆なし遂げて」と。「預言者の言葉」とは、旧約聖書のことです。「イエスについて書いてあること」とは、どこに書いてあるかと言えば、聖書にそれが書いてある。聖書にそれが書いてあるということは、神ご自身がそうすることにあらかじめ決めておられた、という意味です。このように、ただ悪者どもの悪だくみにあって殺されたというのではなく、その死と復活こそが神さまご自身の救いの計画でした。救い主イエスに率いられて、主イエスを信じるすべての者たちも、つまりこの私たち一人一人も、新しく生きる者とされます。神に逆らう古い罪の自分を殺していただき、その悪い心や在り方と死に別れ、墓に葬っていただき、それと引き換えのようにして、神さまに従って生きる新しい命に生きる者とされます。それが救いの中身です。「一日ずつの、毎日毎日の日毎の悔い改めだ」と教えられてきました。毎日毎日、神に逆らう自分の悪い心と在り方を殺していただき、墓に葬っていただき、それと引き換えのようにして、毎日毎日、神さまに従って新しく生きはじめる生活です。なんという恵み、なんという喜びでしょう。