2019年3月4日月曜日

3/3こども説教「主に仕える働き人を立てる」使徒6:1-7


 3/3 こども説教 使徒行伝6:1-6
 『主に仕える働き人を立てる』

     6:1 そのころ、弟子の数がふえてくるにつれて、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちから、ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して、自分たちのやもめらが、日々の配給で、おろそかにされがちだと、苦情を申し立てた。2 そこで、十二使徒は弟子全体を呼び集めて言った、「わたしたちが神の言をさしおいて、食卓のことに携わるのはおもしろくない。3 そこで、兄弟たちよ、あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判のよい人たち七人を捜し出してほしい。その人たちにこの仕事をまかせ、4 わたしたちは、もっぱら祈と御言のご用に当ることにしよう」。5 この提案は会衆一同の賛成するところとなった。そして信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、それからピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、およびアンテオケの改宗者ニコラオを選び出して、6 使徒たちの前に立たせた。すると、使徒たちは祈って手を彼らの上においた。             (使徒行伝6:1-6

  主イエスの弟子たちの中で日々の暮らしのための必要物品を配ったり分けたりすることで揉め事が起き、苦情や不平不満が申し立てられました。そこで日々の暮らしのための必要物品や食卓の食料品などの世話をしてもらうために、主に仕える働き人を7人を選び出しました。3節、「御霊と知恵に満ちた、評判のよい人を」ということです。むしろその中身は、聖霊なる神の導きのもとに置かれて、もっぱら神の御心にこそ聞き従って生きていこうとされている人をということです。ですから新しく選ばれた7人もまた、神の言をさしおいて他の仕事や用事をするわけではありません。決してそうではありません。祈りと御言のもとに堅く据え置かれつづけるからこそ、暮らしのための必要物品や食卓の食料品などの世話も、いいえ それだけではなく、どこで誰と何をするにも、その一つ一つを神さまの御心にかなってしようと努めつづけることができます。12人と新しい7人だけではなく、すべてのクリスチャンがそのように神さまから選ばれ、それぞれの働きに立てられています。家でも学校でもいつもの職場でも、そこでそのようにして主にこそ仕えて生きる私たちです。しかも祈られ、手を置かれて、あなたも私も、主に仕えて生きるための御霊を注がれているではありませんか。あの最初の日に、神を信じて生きる者とされた洗礼のときから。すると、はじめの12人と新しく立てられた7人と私たちすべてのクリスチャンとは、あまり区別がなくなることになります。まったく同じですね。はい、そのとおり。だからこそ、そこから、ステパノやピリポなどの神の言葉を宣べ伝える者たちが生み出されていきます。