2018年11月7日水曜日

11/4こども説教「働き人を選ぶ」使徒1:21-26


 11/4 こども説教 使徒 1:21-26
 『働き人を選ぶ』

1:21 そういうわけで、主イエスが わたしたちの間にゆききされた期間中、22 すなわち、ヨハネのバプテスマの時から始まって、わたしたちを離れて天に上げられた日に至るまで、始終わたしたちと行動を共にした人たちのうち、だれかひとりが、わたしたちに加わって主の復活の証人にならねばならない」。23 そこで一同は、バルサバと呼ばれ、またの名をユストというヨセフと、マッテヤとのふたりを立て、24 祈って言った、「すべての人の心をご存じである主よ。このふたりのうちのどちらを選んで、25 ユダがこの使徒の職務から落ちて、自分の行くべきところへ行ったそのあとを継がせなさいますか、お示し下さい」。26 それから、ふたりのためにくじを引いたところ、マッテヤに当ったので、この人が十一人の使徒たちに加えられることになった。     
(使徒行伝 1:21-26

  12人の弟子たちの中の1人が欠けたので、その分の1人を新しく選ぶことになりました。みんなで話し合ってでもなく、選挙でみんなで選んででもなく、クジで。神さまが生きて働いておられることがよく信じられない人たちは、「なんていい加減な、行き当たりばったりのおかしな選び方だなあ」と思うかも知れません。そうではないんです。話し合って決める場合も、選挙で決める場合にも、くじの場合と同じように、私たちがそれぞれ自分の考えや判断で決めるのではなく、ちゃんと神さまに決めていただこう、そうしてもらいたいと本気で願って選ぶこともできます。もし神さまが、神に仕えて働く働き人をご自身で選んでくださったならば、その選ばれた人たちは、神さまのお心やお考えにこそ聞き従って働きはじめます(使徒4:19-20,5:29。自分のやり方や自分の気持ちや考え通りではなく、ただただ神さまのお考えに従って一つ一つを選び、そのように働いていきたいと願い続けながら。だから私たちも、このキリスト教会のためにも、ほかすべてのキリストの教会と働き人たちのためにも願い求めましょう。神さまが選んで立ててくださった働き人たち一人一人が、よくよく神さまに聞き従って働きつづけることができますように。この私自身も、ぜひそうでありたいと。


   【補足/働き人が選ばれるとき】
  牧師、長老、執事などを職につかせるとき、「天の御父。いま、み前に召された姉妹たちを、この教会の長老として任職させてくださいますことを感謝します。どうか今後、これらの姉妹たちを豊かに恵み、導き、聖霊を注いでください。その誓いを誠実に守って、委ねられたすべての会衆とその働きを導くに足る力を、どうぞ、あなたご自身が与えてください」などと祈ります。神ご自身がその働きに召し、選び、立ててくださった。だからこそ、その務めをその働き人たちがふさわしく十分に担うためにも、神ご自身が必要な力と愛と知恵をその人々に贈り与えてくださる。神が成し遂げてくださる。その信頼の上に、教会と個々のクリスチャンの営みは積み重ねられていきます。