11/18 こども説教 使徒2:14-28
『救い主イエスは死んで、よみがえった』
2:14 そこで、ペテロが十一人の者 と共に立ちあがり、声をあげて人々に語りかけた。「ユダヤの人たち、ならびにエルサレムに住むすべてのかたがた、どうか、この事を知っていただきたい。わたしの言うことに耳を傾けていただきたい。15 今は朝の九時であるから、この人たちは、あなたがたが思っているように、酒に酔っているのではない。16 そうではなく、これは預言者ヨエルが預言していたことに外ならないのである。すなわち、17 『神がこう仰せになる。終りの時には、わたしの霊をすべての人に注ごう。そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、若者たちは幻を見、老人たちは夢を見るであろう。・・・・・・22 イスラエルの人たちよ、今わたしの語ることを聞きなさい。あなたがたがよく知っているとおり、ナザレ人イエスは、神が彼をとおして、あなたがたの中で行われた数々の力あるわざと奇跡としるしとにより、神からつかわされた者であることを、あなたがたに示されたかたであった。23 このイエスが渡されたのは神の定めた計画と予知とによるのであるが、あなたがたは彼を不法の人々の手で十字架につけて殺した。24 神はこのイエスを死の苦しみから解き放って、よみがえらせたのである。イエスが死に支配されているはずはなかったからである。 (使徒行伝 2:14-28)
主イエスの弟子たちがとうとう神の国の福音を語り始めます。23-24節、「このイエスが渡されたのは神の定めた計画と予知とによるのであるが、あなたがたは彼を不法の人々の手で十字架につけて殺した。神はこのイエスを死の苦しみから解き放って、よみがえらせたのである」。神から知らされて、知らされるままに、神さまの大きな救いの業を語っています。だからぜひ知っていただきたい。ぜひとも耳を傾けてもらいたいと。神さまの大きな救いの業。それはもちろん、救い主イエスの出来事です。神からつかわされ、神ご自身であられる救い主イエス。この方は悪い者たちの手にかかって十字架の上で殺されました。彼らの悪巧みによっただけではなく、十字架の上で罪のないままに救い主が殺されることは神ご自身が定めた救いのご計画によるものでした。だからこそ救い主イエスはただ殺されて、墓に葬られただけではなく、死んだ人たちの中からよみがえらされました。父なる神さまの力によってです。このお独りの方、主イエスを信じて生きる者たちみんなが、神さまの恵みのもとに新しく生きはじめるためにです。あのときの弟子たちと同じく、主イエスの弟子たちは、それからずっと2000年もの間、この同じ一つのことを語りかけつづけてきました。これからもそうです。神の国の福音を。「神から知らされて、知らされるままに、救い主イエスによって成し遂げられた大きな救いの業を。だからぜひ知っていただきたい。ぜひとも耳を傾けてもらいたい」と。