9/2 こども説教 ルカ24:1-12
『主イエスの復活』
24:1 週の初めの日、夜明け前に、女たちは用意しておいた香料を携えて、墓に行った。2 ところが、石が墓からころがしてあるので、3 中にはいってみると、主イエスのからだが見当らなかった。4 そのため途方にくれていると、見よ、輝いた衣を着たふたりの者が、彼らに現れた。5 女たちは驚き恐れて、顔を地に伏せていると、このふたりの者が言った、「あなたがたは、なぜ生きた方を死人の中にたずねているのか。6 そのかたは、ここにはおられない。よみがえられたのだ。まだガリラヤにおられたとき、あなたがたにお話しになったことを思い出しなさい。7 すなわち、人の子は必ず罪人らの手に渡され、十字架につけられ、そして三日目によみがえる、と仰せられたではないか」。8 そこで女たちはその言葉を思い出し、9 墓から帰って、これらいっさいのことを、十一弟子や、その他みんなの人に報告した。10 この女たちというのは、マグダラのマリヤ、ヨハンナ、およびヤコブの母マリヤであった。彼女たちと一緒にいたほかの女たちも、このことを使徒たちに話した。11 ところが、使徒たちには、それが愚かな話のように思われて、それを信じなかった。12 〔ペテロは立って墓へ走って行き、かがんで中を見ると、亜麻布だけがそこにあったので、事の次第を不思議に思いながら帰って行った。〕 (ルカ福音書24:1-12)
主イエスが死んで墓に葬られ、その三日目の朝、女の人たちがその墓にやってきました。主イエスの葬りの準備をするためにです。墓を塞いでいた石が横に転がしてあり、墓の中に主イエスがいなくて、主の御使いたちが現れたので、女の人たちは驚き、とても恐ろしくなりました。そのときばかりではなく、この人たちばかりではなく私たち一人一人も、驚くことやとても恐ろしいこと、心細いことが次々に待ち構えています。どうしたら、恐れないで安心して生きてゆくことができるでしょうか。教えられてきたことを思い出し、そしてよくよく信じることです。5-7節、御使いたちは言いました。「あなたがたは、なぜ生きた方を死人の中にたずねているのか。そのかたは、ここにはおられない。よみがえられたのだ。まだガリラヤにおられたとき、あなたがたにお話しになったことを思い出しなさい。すなわち、人の子(=救い主イエス)は必ず罪人らの手に渡され、十字架につけられ、そして三日目によみがえる、と仰せられたではないか」。
神さまからの救いの約束を思い出し、それをよくよく信じて、次々とある驚きやとても恐ろしいこと、苦しみや惨めさや心細さを追い払っていただく人々がいます。その人たちは幸いです。けれどまた、神さまを忘れて、教えられたことも信じられず、だからこそ! 恐ろしさや心細さの中に閉じ込められつづける人々もいます。