8/22 こども説教 使徒行伝28:25-31
(「使徒」の最終回)
28:25 互に意見が合わなくて、みんなの者が帰ろうとしていた時、パウロはひとこと述べて言った、「聖霊はよくも預言者イザヤによって、あなたがたの先祖に語ったものである。26 『この民に行って言え、あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。見るには見るが、決して認めない。27 この民の心は鈍くなり、その耳は聞えにくく、その目は閉じている。それは、彼らが目で見ず、耳で聞かず、心で悟らず、悔い改めていやされることがないためである』。28 そこで、あなたがたは知っておくがよい。神のこの救の言葉は、異邦人に送られたのだ。彼らは、これに聞きしたがうであろう」。29 〔パウロがこれらのことを述べ終ると、ユダヤ人らは、互に論じ合いながら帰って行った。〕30 パウロは、自分の借りた家に満二年のあいだ住んで、たずねて来る人々をみな迎え入れ、31
はばからず、また妨げられることもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストのことを教えつづけた。 (使徒行伝28:25-31)
大勢のユダヤ人たちが集まって、パウロの口から神の国の福音を聞きました。受け入れて信じる者もおり、また、そうではなく信じない者たちも多くいました。皆が帰ろうとしているとき、預言者イザヤの言葉を引用して、「聞いても悟らない。見ても認めない。悔い改めて癒されることがない」ときびしい言葉を語り聞かせます。また、「神のこの救いの言葉は、ユダヤ人ではない外国人に送られた」と。それを語ったパウロの気持ちは、「自分と同じ民族であるユダヤ人たちの何人かでもぜひ救い出したい」(ローマ11:11-15参照)という心からの願いでした。
30-31節、「パウロは、自分の借りた家に満二年のあいだ住んで、たずねて来る人々をみな迎え入れ、はばからず、また妨げられることもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストのことを教えつづけた」。パウロは裁判にかけられるのを待っている囚人として、鎖につながれ、昼も夜も監視されながらも福音を語りつづけました。二年の間、神の国を宣べ伝え、主イエスのことを教えました。その後どうなったか、迫害が強まったのか、あるいは釈放されたのかは書いてないので分かりません。神の国の福音を宣べ伝えつづけ、彼は生きて、やがて死んでいきました。ほかの伝道者たちも皆そうです。それで、十分です。
★★★こども説教 およその予定 創世 1:1-5「第一日目に」 1:24-2:3「人間の創造」 2:4-18「土の塵で人を造った」 2:19-24「男と女に造った」 3:1-7「神に背く罪のはじまり」 3:8-15「へびのかしらを砕くもの」 4:1-16「なぜ怒るのか?」 6:9-22「箱船を造る」 8:13-22「洪水の終わり」 9:8-17「すべての生き物との契約」 9:18-28「ノアの恥ずかしい姿」 11:1-9「バベルの塔」 12:1-9「アブラハムの旅立ち」 12:10-20「妹だと言ってほしい」 15:1-7「アブラハムとの契約」 16:1-15「あわれんでくださる神」 17:1-19「アブラハムの不信仰」 18:1-15「サラの不信仰」 18:16-33「正しい者が10人いたら」 19:15-28「ソドムを逃れ出て」 22:1-19「イサクをささげる」 25:27-34「長子の特権」 27:18-29「祝福をだまし取るヤコブ」 28:10-22「べテルでの夢」 32:23-33「祝福してくださるまでは」 37:18-28「ヨセフが売られたとき」 41:25-36「パロが見た夢」 45:1-15「兄弟たちとの再会」 50:15-21「神に代わることができようか」 50:22-26「私の骨をもって」(全30回) そのあと、 ☆ピリピ手紙 1:1-2から、全22回。 |