2019年1月22日火曜日

1/20こども説教「救い主イエスの名によって」使徒行伝4:23-31


 1/20 こども説教 使徒行伝4:23-31
 『救い主イエスの名によって』

     4:23 ふたりはゆるされてから、仲間の者たちのところに帰って、祭司長たちや長老たちが言ったいっさいのことを報告した。24 一同はこれを聞くと、口をそろえて、神にむかい声をあげて言った、「天と地と海と、その中のすべてのものとの造りぬしなる主よ。25 あなたは、わたしたちの先祖、あなたの僕ダビデの口をとおして、聖霊によって、こう仰せになりました、『なぜ、異邦人らは、騒ぎ立ち、もろもろの民は、むなしいことを図り、26 地上の王たちは、立ちかまえ、支配者たちは、党を組んで、主とそのキリストとに逆らったのか』。27 まことに、ヘロデとポンテオ・ピラトとは、異邦人らやイスラエルの民と一緒になって、この都に集まり、あなたから油を注がれた聖なる僕イエスに逆らい、28 み手とみ旨とによって、あらかじめ定められていたことを、なし遂げたのです。29 主よ、いま、彼らの脅迫に目をとめ、僕たちに、思い切って大胆に御言葉を語らせて下さい。30 そしてみ手を伸ばしていやしをなし、聖なる僕イエスの名によって、しるしと奇跡とを行わせて下さい」。31 彼らが祈り終えると、その集まっていた場所が揺れ動き、一同は聖霊に満たされて、大胆に神の言を語り出した。                    (使徒行伝4:23-31


  主イエスの弟子たちは仲間たちのところへ帰って、報告しました。祭司長や長老たちからきびしく脅かされたことと、それをきっぱりはねのけて「人間に聞き従うのではなく、神にこそ私たちは聞き従う。もちろん救い主イエスの福音をこれからも語り広めつづける」(使徒4:19-20)と答えたことをです。ユダヤ人も多くの外国人たちも支配者たちも、主なる神と、神から遣わされた救い主に逆らいつづける、とあらかじめ知らされていました。救い主イエスがそのように殺され、復活しました。主イエスを信じて生きる弟子たちも、これからも同じように脅かされたり、苦しめられたりもします。だからこそ、それらに負けてしまわないように、神さまに助けと支えを求めて祈りました。29-30節です、「主よ、いま、彼らの脅迫に目をとめ、僕たちに、思い切って大胆に御言葉を語らせて下さい。そしてみ手を伸ばしていやしをなし、聖なる僕イエスの名によって、しるしと奇跡とを行わせて下さい」と。神さまが目を留めてくださっています。あの彼らにも私たち一人一人にも。もし神さまが助けてくださるなら、それならきっと、あの彼らも私たちも思い切って大胆に神の国の教えを語ることができ、辛さや困ったことにも耐えて(*)、それらに負けないで生きることができます。主イエスご自身から教えられ、約束されてきたとおりにです。

         (*)【補足/最後まで耐え忍ぶ者は救われる】
        マタイ福音書10:22,同24:13。中身はそのとおりですが、実は順序が逆です。すでに救いの御手のうちに堅く掴まれ、守られているので、だからその幸いな者たちは最後の最後まで耐え忍ぶことができます。主を待ち望む者たちは、み言葉に聞き従い、そえゆえ主なる神に信頼を寄せ、耐え忍ぶ力を贈り与えられ、ますます待ち望みます。