2018年12月4日火曜日

12/2こども説教「どうしたらよいのか?」使徒行伝2:37-39


 12/2 こども説教 使徒行伝 2:37-39
 『どうしたらよいのか?』

     2:37 人々はこれを聞いて、強く心を刺され、ペテロやほかの使徒たちに、「兄弟たちよ、わたしたちは、どうしたらよいのでしょうか」と言った。38 すると、ペテロが答えた、「悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう。39 この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同とに、与えられているものである」。
                               (使徒行伝2:37-39

 主イエスの弟子たちが、教えられ命じられたとおりに、ついにとうとう語り始めました。すると、自分自身の罪深さやいたらなさ、神に逆らいつづける曲がった悪い心を知らされ、しかもなお神がこんな私をさえ救いへと招いてくださっていると気づかされて、この人たちが心を刺し貫かれました。ぜひとも救われて、神の憐れみのもとに一日一日と暮らすことをしはじめたいと本気で激しく願いました。だから、「わたしたちは、どうしたらよいのでしょうか」と問いかけました。主イエスの弟子たちは答えます。この同じ一つの答えを語りかけ続けます。38-39節です、「悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう。この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同とに、与えられているものである」。「悔い改める」とは、それまでは好きだきらいだ、あれがしたいしたくないだのと自分自身の腹の思いばかりに捕まえられて、自分やまわりの人間たちのことばかり思い煩い続けていたのに、それをキッパリ止めて、神へと心を向け返すことです。そして、神に逆らう罪から自由にしていただくために、救い主イエスを信じて洗礼を受けること。私たちがすべきことはそれだけでした。あとは、神さまが、すべてすっかりしてくださいます。神の御心にかなって生きる者たちとならせてくださいます。この約束は、私たちの主なる神が救いへと招いてくださっているすべての者たち、つまり、私たちと、私たちの連れ合いや子供たち孫たち、家族皆と、いまはまだ神さまから遠く離れて暮らしているすべての者たちに与えられている。本当のことです。

     【補足/救いの約束】
     ただ主イエスを信じる信仰によってだけ救われます。☆あなたは すでに救われていますか。★はい、救われています。 ☆どうしてですか。あなたは罪人ではないのですか。★はい。わたしは罪人ですし、いまも神に背きますが、主イエスを信じる信仰によって、ただ恵みによって救われているからです。☆神は正しいかたで、罪を憎むのではありませんか。★そのとおりです。神は罪を憎みますが、罪人であるわたしたちを愛することを決してお止めになりません」(当教会「こども交読文3から」)。