みなさま。新型コロナ・ウィルス感染拡大によって、世界中の人々と共に、この国に住む人々もまた大きな苦難に見舞われています。
政府は「国民一人当たり10万円」を一律給付することを決めました。
日本人のことばかりではなく、この国に住む外国人労働者とその家族がどういう扱いを受けているのかということをも、私たちは知る責任があります。技能実習生や留学生を含めた超過滞在外国人についてもです。なぜなら、彼ら彼女らにも同じ感染リスクがあり、日本人と同じように恐怖と不安の中で生活しているからです。彼ら彼女らは、私たちの隣人です。
日本キリスト教会 人権委員会と靖国神社問題特別委員会は、この一律給付についての要望書を4月20日に共同で内閣総理大臣あてに提出しました。
また、『新型コロナ 移民・難民緊急支援基金、ご寄付のお願い』も掲示します。どうぞ、お読みください。
2020年5月20日
日本キリスト教会 人権委員会
委員長 金田聖治